【愛車紹介】UNAUTHORIZED 33rpm 2nd Edition(2007~)

2007年11月、ヤフオクで購入したフレーム

純正のヘッドパーツ付で3万で落札。
以前から乗っていた Kona Hoss Dee-lux のパーツを全て移植することで組み上げた1台。

思い起こせば、Kona Hoss Dee-lux を購入してから3年。
ちょっとやそっとでは壊れそうもない頑丈なアルミフレームは頼もしくもあったのだが、
路面の状況がダイレクトに伝わってくることに、いささか辛さを感じ始めていた。

ハードテイルに乗るならは当然とも言えるこの状況に、
自分のテクを上げようといった殊勝な気持ちを一切抱くこともなく、
フルサスならば、いや最低でもクロモリハードテイルならばこの状況を打破できるハズと、
ヤフオクでフレームを探していた時に巡り会ったのがコイツ。

嫁に「タバコ、止めるから」との条件で
購入を許してもらった。

現在はこんな感じになるまでイジり倒すくらい、いまだお気に入りの1台である。



「海賊盤」の名を冠するブランド

UNAUTHORIZED。直訳すれば、無許可の意。音楽業界では、海賊盤の意味となる。

そんなブランドがラインナップする品番には、
アナログレコードLP盤の再生回転数「33rpm」、しかも兄弟分にあたるフレームには 45rpm 。
グルーブ感溢れるこだわりのネーミング。もうそれだけでしびれちゃいますぅ。

貸レコード屋(CDショップじゃないぞ)巡りまくって、片っ端からカセットテープにダビング(コイツも死語だな www)しまくった少年時代を送った者としては、もう名前からしてどストライク!!

2002 〜 4 年当時の MTB 専門誌でも頻繁に取り上げられており、多くのユーザーがその性能を高く評価していた。どんな内容だったかはもう忘れちゃったけどね。
33rpm はリアエンドに補強が入った 3rd Edition を最後にブランドごと消滅。
今はなきブランドであることがことさら悔やまれる。

ところがコロナ禍ど真ん中の2020年11月、
29インチタイヤにも対応する 33rpm がダイアテック社から復活。
評判も上々のようである。

適正フォーク長、最大160mm?
ヘッドアングルが63度?
Boost規格? テーパードコラム? プレスフィットBB?
トレンドのスペック盛り込んじゃって、
なんかちょっと悔しいぞ。ちきしょうめ。


UN AUTHORIZED 33rpm

4130クロモリのリジッドフレーム

正確にクロムモリブデン鋼、つまり鉄。その細身なパイプで構成されるフレームのシュルエット。
無骨でシンプルな佇まいは、眺めているだけで白飯何杯もおかわりできるというもの。
ちなみにコイツは日本製の 4130 クロモリパイプを使用し、
台湾で製造されたらしい。(参考文献が見つからん)

言うまでも無く、クロモリといえばその優れた耐久性と衝撃吸収性能。
アルミと比べて疲労破壊が発生しにくく、カーボンよりも表面衝撃に強い。
トレイルの下りやジャンプなど、遠慮無く思い切り遊べるのがいい。

初めて乗った時は「フルサス?いらんな」とマジ思ったことを今も覚えている。
例えば高さ 30cm の段差を不用意に降りた時、
アルミのリジッドフレームなら「ガシャンっっ!!」って痺れを伴うような振動が車体から伝わってくるが、
クロモリなら「ドンっ!!」って感じって言えば分かるかな。分からんか。

とにかく、衝撃に対して不快感が少ない。
自分のようなテクのない老人にとって、体に優しいってホントありがたい。

所詮鉄だから錆びやすいとう短所はあるけれど、
ちゃんと整備すれば10年以上は乗れるワケだし、
下りメインなら重さ関係ないしね。

UNAUTHORIZED 33rpm
さすがは15年前というか、結構キズがあるよなぁ。塗り替えたい〜。

飽きの来ない、独特のハンドリング

特筆すべきはこいつのジオメトリー。
ちょっと高めの BB と短めのリアエンドというがもたらすハンドリングは、ちょっと独特。

股下で車体が遊ばせるようにリーンアウトのライディングフォームで乗れば、
ヒラリヒラリと狙ったラインをトレースしていける。
圧倒的な速度域で最速でコーナーを駆け抜ける、なんてことができるのかもしれないが、自分には無理。
だけど、自分に見合った速度域でコーナーをグイングインとクリアしていく乗り味は、
もうね、俺、スゴくねってなっちゃうワケよ。

オールマウンテンって言葉が出始めの2000年当時、
ハードテイルのジオメトリーはヘッドアングルが67〜69度(!)といった急角度でありながら、
BB 位置も低く目の車体が主流だった。
しかもリアセンターは長めで、いうなれば安定志向。

極端な体重移動をしない限りバイクの挙動が変わりにくいため、
ライディングスタイルもコーナーに対して積極的に体ごと倒し込む乗り方になる。

それに対しこの UN AUTHORIZED 33rpm はフレームがSサイズってのも関係しているけど、
短めのリアセンターだから体重移動に即反応する。
敏感といえば聞こえはいいけど、悪くいうと不安定なのだ。

前加重気味にコーナーに突っ込むといきなりインにキレこむし、
ペダリングが雑だと直線でもふらつくし、登坂も得意とは言い難い。
とはいえ、フロントリフトが簡単にできちゃうってのは、
不安要素を払拭する位操りやすく、楽しい。
多くの人がプレイバイクとしても使っていたのも納得。

ロングツーリングは向かないと思うけど UN AUTHORIZED 33rpm なら近所の土手までいって、
ちょっとだけ飛んだり跳ねたり下ったりするだけで、十分に楽しい。

コンビニに行く途中のちょっとした遠回りは、いまも飽きることなく続いている。
タバコもね。ははは。


GEOMETRY(1st)

SIZESEAT TUBETOP TUBEHEAD ANGLEHEAD TUBEREAR CENTERWEIGHT
S370mm535mm69度105mm415mm2.20kg
M400mm565mm69度110mm 415mm2.24kg
発売当時のメーカー公表値より。2nd、3rd は不明。
FUNN crossfire 50mm  6°
ショートステムはお気に入りのメーカーFUNN。中華製ほど安くはないが、昔っから低価格で質のいいモノを作っている印象。ハンドルは激安中華製700mm 幅を装着。今風のカスタムにだって、乗り味を損なうことなくバッチリ決まる。てかコッチがメーカーの標準仕様か??
STEM;FUNN crossfire 50mm 6°
UNAUTHORIZED 33rpm
UN AUTHORIZED 33rpmの推奨サスペンションストロークは、120~160mm と許容幅が広いらしいが、
今の時代、1−1/8″ のストレートコラムで、120mmより長いサスはほぼ無いんじゃないかってことで、
SR SUNTOUR の EPXION を120 mmで使用。
Brand-X - Ascend II 27.2mm x 390mm 105mm  2X remote Lever
細身の27.2mmクロモリフレームにドロッパーシートポストをつけるなら、メーカーは限られてくる。
Brand-X – Ascend II 27.2mm x 390mm 105mm  2X remote Lever
DEORE RD-M5120-SGS
ディレーラーは、Shimano DEORE RD-M5120-SGS。
スタビライザーのおかげでチェーン落ちもフレームへの当たりも激減。うれしー!
スプロケットは RD-M5120 の最大キャパとなる10速用11-46T。しかしBOLANY社製ってどこの会社? 

Spec.

Original(〜2021.04)After (2021.06〜)After (2022.02〜)
FrameUNAUTHORIZED 33rpm
2nd Edition
Size: S
 ← ←
ForkEPIXON-DS-LO-R 26TS SF16 ← ←
WheelHubs Front: Shimano DH-M475,
Rear: Shimano FH-M475 disc
Rims Sun Ditch Witch 26inch
 ← ←
CrankShimano DEORE XT FC-M770
34T Single
 ←32T Oval Single
Bottom BracketShimano  ← ←
Rear CogsBOLANY 11-46T 10 speed ←  ←
ChainShimano CN-6600, 10speed ← ←
Front DerailleurNONE ← ←
Rear DerailleurShimano DEORE RD-M5120-SGS ← ←
ShiftersShimano SL-M6000 ← ←
BrakeleversFront & Rear :
Shimano BL-M8000
 ← ←
Front BrakesetShimano BR-M8020
Disk rotor:160mm
Shimano BR-M8020
Disk rotor:203mm
 ←
Rear BrakesetShimano BR-M7000
Disk rotor:160mm
 ← ←
StemFUNN crossfire 50mm 6° ← ←
HeadsetUN AUTHORIZED Headset ← ←
HandlebarsWAKE RiserBar 720mm
Angle : 9° Riser : 30mm
 ← ←
SaddleFi’zi:k ArioneDIXNA アキレス ←
Seat PostBrand-X – Ascend II 
27.2mm x 390mm 105mm
2X remote Lever
 ← ←
PedalsCRANKBROTHERS STAMP1 Small  ← ←
TiresContinental X-king 2.2 26inch ← ←

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